「必要なことは、①1人で寝かせる②自由に掻かせる③親がアトピーを見すぎない④食べさせること⑤遊ぶこと」:第39回京都きらきらぼし 開催後ご報告
2019/07/08
こんにちは、お手伝い係の上野です。
6/23京都アスニーにて第39回京都きらぼしが開催されました。
今回は9組フリー1組にご参加頂きました。
京都以外の遠方からも足を運んでくださいまして、ありがとうございました。
乳児から小学校まで幅広い年齢のお子様が参加して下さいました。
まずは佐藤美津子先生、栄養士の渡辺先生からのお話がありました。
アトピーを早く治すために必要なことは①1人で寝かせる②自由に掻かせる③親がアトピーを見すぎない④食べさせること⑤遊ぶこと
これをしっかりやることだとお話されました。
私は改めて自身の子供の壮絶だった治療をしていた時期を思い出しました。
この5つの事は簡単に出来そうで出来ない事なのです。私は正直実践出来てないことはありました。そのためなかなか治らなかったのかと今更ながら反省しました。
次にお手伝い係の挨拶、参加者の自己紹介をしました。自己紹介された方の中には涙ながらに経緯をお話して下さいました。気持ちが痛いほど良くわかります。
ステロイドを使いたくないけど保育園では色々言われてしまったり、アレルギーによる食事制限、この時期ではプール問題、非ステロイドの理解がある病院が見つからないなど色々悩まれておられました。
次に質疑応答の内容をまとめました。
お風呂にあまり入れなくていいと聞いたが、この時期は汗もが気になる。湯の温度はどうしたらいいか?
A.
シャワーにする。お風呂は減らすようにお話はしているが感染症にかかりやすい子には毎日シャワーで流したりすることを勧めている。
Q.
食事の好き嫌いが多い。偏った食事になっている。
A.
子供にとって食べることはとても大切。一度子供と一緒に考える時間をつくったほうが今後のためにいい。
Q.
少食ぎみ。朝は特にタンパク質を取り入れるのが難しくどうしたらいいのか?
A.
朝らしっかり作るのは難しい。納豆やヨーグルト、ご飯に鮭など簡単なのを考えてみては。
Q.
自分がアトピーでステロイドを使用している。子供への影響はあるのか。
A.
やめられるならやめたほうがいいが、リバウンドなどの問題もある。
Q.
虫さされからとびひにならないようにするにはどうしたらいいか?
A.
ムヒパッチなど使用してみてはどうか。ステロイドがはいっているものもあるので注意。
その後、フリートークで年代別に3つのグループに分かれてお話をしました。私は5歳~小学生のグループに入らせて頂きました。
食事の好き嫌いが沢山あり食の内容や食べる量などでアトピー改善に影響してるのではと悩んでおられました。子供は小さいながら親の反応を良く見ています。親が悩んでいると子供に伝わります。
子供にワガママをさせるわけではないですが、子供に寄りそう気持ち、理解してあげることが大切なのではないかと考えさせられました。
私がそうでしたが、非ステロイドの治療は理解者が少なくとても不安でした。しかし、きらきらぼしによって沢山助けてもらいました。話を聞きアドバイスをして頂ける先生方や同じ思いをして頑張っておられる親子さんがきらきらぼしにはいます。是非参加して頂き元気をもらって帰ってもらいたいと思っております。