「京都きらきらぼし」とは?

「きらきらぼし」とは、アトピーの子どもをステロイドを使わない(脱ステロイド・非ステロイド)で治療することを目指す保護者の交流会です。
もともとは大阪堺市の佐藤小児科に通う保護者同士の情報交換の場としてはじまり
京都きらきらぼしは2011年10月にはじめて行われました。

京都・堺・兵庫・東京の各地で開催していましたが、現在は合同でzoomを使い、オンラインきらきらぼしという形で活動中です。
(参加募集は開催日の約一ヶ月前にこのホームページで開始しています)
毎回、佐藤美津子医師(佐藤小児科)と渡辺雅美栄養士に参加していただいてます。

内容は脱ステロイド・非ステロイド治療をされている保護者のみなさまがお困りのこと、解決したいことを相談していただく会です。
先輩保護者も参加するのでアドバイスもたくさん聞けます。
悩み・辛いことをみんなで分かち合いましょう!
同じ境遇の仲間がいるとわかるだけで気持ちが楽になれますよ・・・。
ぜひ一度ご参加ください。お待ちしております☆

メッセージ

佐藤美津子 大阪府堺市 佐藤小児科 院長

佐藤美津子 大阪府堺市 佐藤小児科 院長

京都のあとぴっ子をお持ちのご家族の皆さん!
ようこそ!京都きらきらぼしへ!

京都きらきらぼしは佐藤小児科を受診された・しているあとぴっ子をお持ちのご家族が立ちあげた「家族応援会」です。
アトピー性皮膚炎は自然に治る性質のものなので、ステロイドを使わなければ赤ちゃんの顔を中心に出るアトピー性皮膚炎は1~2歳には治ってしまいます。佐藤小児科ではステロイドは一切使っていません。
お近くの病院では恐らくステロイドを塗る標準治療を勧められることでしょう。適切に医師の指示通りに使えば怖くないし、大丈夫だと言われるでしょう。ステロイドを拒否すると、怒られてしまうでしょう。塗らない自分たちが悪いのではとつらい気持ちになるでしょう。
いえいえ、あなたたちの考えは正しいのです。ステロイドは炎症を抑える薬で決してアトピー性皮膚炎を治す薬ではありません。その証拠は、テレビや新聞などに載っておられる患者さん達は「現在治療中」の方しか載っていません。だから最近は治ると言わずにコントロールする病気だと言っています。また、九州大学皮膚科古江教授の論文を見ると、6ヶ月間ステロイドをガイドラインに沿って使った調査では、2歳以下の子ども206人中36%しか改善していません。6か月ステロイドを使っても、改善なしが61%、悪化が3%でした。佐藤小児科では、ステロイドを使っていない312人の0歳の赤ちゃんは、中断者以外の93%が平均4.8カ月で治療が不要になってしまいました。使っていたが止めた129人の赤ちゃんでも中断者を除くと76%が平均6.4か月で良くなりました。

ステロイドを使わない治療をする病院は少数ですので、どこへ行けばいいのかと迷われる方も多いのではないかと思います。京都きらきらぼし参加者も同じでした。また、周りには友達もなく孤独でした。
彼らは、後に続く赤ちゃんたちが、自分たちのように迷わずにすむために、孤独にならないために何かできることはないかという熱い気持ちでこのきらきらぼしを立ち上げました。
京都きらきらぼしは、佐藤小児科へ受診されていないあとぴっ子をお持ちのご家族に、「ステロイドを使わなくても大丈夫!」だと熱く熱く訴えています。

ぜひご参加を!

佐藤小児科ホームページ:
⇒ http://www.sato-shonika.com/


渡辺雅美 栄養士・日の丸料理教室 代表

渡辺雅美 栄養士

『しっかり食べる⇒機嫌良く遊ぶ⇒寝る』が大事!

保育園で、長年栄養士として栄養指導を行い、カタカナのメニューを多く摂るのではなく、日本人の体質に合う、栄養のバランスや腹持ちに優れた和食メニューを保育園に取り入れてもらう活動を行う。

園児らのアトピーを、これまでの経験をもとに、薬ではなく食事で改善する指導を行う事で体調が良くなった経験から、『和食療法』をひろめています。
三年前位から、食事をあまり食べなくて体重が増えない子供さんのお宅に行かせていただき、お母さんと一緒に料理を作るという『出前料理教室』をさせていただいています。お母さんと一緒に料理を楽しく作ったり、その中で悩みを聞かせていただき、皆で食事をする中、食べなかった子供がパクパク食べてくれて、おかたづけも、ニコニコしながらお手伝いしてくれる様子など、今まで見た事の無い子供の笑顔にうれしくて、うれしくて、一緒に涙しました。自分の子供に、何もさせてなかった!!この事を反省して、子供がやることに対して、褒めてあげたり、特別扱いをしない環境になっていきました。
『しっかり食べる。> 機嫌良く遊ぶ> 寝る』この習慣が出来て、『じゅくじゅく』が乾燥してきて、掻いたら血が出ていた皮膚が強くなり、掻いても血が出なくなりました。
又、離乳食の作り方、量の問題、食べさせ方等も、本のマニュアルどおりではなく、基本は、大人が食べるおかずと同じ物を、つぶしてやわらかくするなど、特別な物は作らなくてもいいという事を伝えると、気持ちが楽になって良かったと言っていただける方がほとんどでした。
佐藤先生が提唱される『しっかり食べさせる』、この事を具体的にお知らせして、少しでも、悩んでいるお母さん達の力になれればと思います。

栄養士 渡辺雅美のブログ:
⇒ http://woman.b-bridge2010.com/watanabe/


2022/07/26