体験記 No.4

2012年10月生まれ 男の子
パパはアトピーなし。ママはアトピーではないがお肌が弱い体質。

何も塗らなくてもいい、除去食をしなくていい、それは精神的にも救われる治療法でした。ステロイドを塗りながら、本当は塗りたくないのに・・・と悩んでいる方も多いと思います。私ももっと早く知っていれば、と残念でなりませんが、KがアトピーになってくれたおかげでKの姉も兄も脱ステすることができました。
一般論、標準治療という言葉に流されず薬を使うという重大さを慎重に受け止め、しっかりと考えるべきだと思いました。
ステロイド治療を始めたために生活のすべてをアトピー中心に考えなければならないような育児は悲しいです。子どもらしくスクスク育てられる非ステ治療に私たちは出会えて幸せです。

この体験記は京都きらきらぼしに参加いただいたご家族が治ったことを他の参加者に見てもらうため、ご好意でアルバムを作成してきてくださったものをWeb用に転載・加筆したものです。
(Fファミリーさま、体験談へのUPを快く承諾してくださいましてありがとうございます!)

◇   ◇   ◇

上の子2人もアトピーだったが非ステロイド治療のことを知らなかったため、ステロイドを使ってしまった。
でも、Kくんには絶対に使わない道を選択。
ネットで美津子先生、佐藤小児科という存在を知る。
佐藤小児科の大阪からは車で数時間という距離に住んでいる。

ステを使わないで治すということを理解してくれる人は少なかったけれど、
とにかく信じて、本を何度も読み返してがんばりました。
精神的に参って自分の考えに自信がなくなりかけた時、夜中泣きながら美津子先生にFAXしたことも。次の日先生は心配して電話をしてくれました。

今もアトピーがある上の子達と、生まれた時からステロイドを使わない選択をしたKくん、
という違った治療経験を通して思うこと。
やはり小さいときにステロイドを使わない治療で治すということの方が子供のためにもママのためにも良いことだと思います。子供は大きくなるにつれ自分のアトピーのかゆい辛さを口にするようになります。それに赤ちゃんの間は人の目を気にすることもなくニコニコ過ごし、精神的にもスクスク育ってくれます。そういう事を考えるとKは赤ちゃんのうちにアトピーを克服できて本当に良かったと思っています。

2013.2.1(生後3ヶ月)

生後3ヶ月頃~アトピーかな?と感じ始める。
ステロイドを一切使わず過ごす。
美津子先生の本を熟読して、できることを取り入れる。
掻くことも美津子先生の本を見て納得しているが、
泣きながら掻いているとき周りに人がいると私(母)に非難の目が向けられているように感じて辛い。

2013.2.7(生後4ヶ月)

本を見てミトンをつけずに過ごすように。
夜中もミトン無しはドキドキした。汁が出たり掻きすぎて血が出たり・・・爪もこまめに切らなければ(^ー^)

2013.2.10(生後4ヶ月)

Kの顔を見て「何でこんなに汚れとん??」と言われたり怖がって泣く子がいたり・・・。
Kの後ろ姿を見て『赤ちゃん=かわいい』という先入観で近づいては来てくれるが、ビックリされるのでショックに感じることも。
でも2回目以降は出会ったとき普通に接してもらったり
「Kくん、きれいになったなあ」と小さい子も言ってくれるのでみんな慣れていないということが大きかったんだなあと納得する。

2013.2.18(生後4ヶ月)

4ヶ月健診。初めて受診する病院へ。
体、顔の事を何と言われるかドキドキしたけれど、こちらの意見を尊重してくれてホッ。
でもステロイドは怖い薬ではないからとパンフレットを渡される。話だけで薬は渡されずに終わった。
治療を押し付けず意見を聞いてくださる病院を近くで見つけることができて良かった。

2013.2.22(生後4ヶ月)

鼻の頭、口の周り以外は汁が出る。
まぶたの上もこすると汁が出る。汁のせいもあるのか目がつっぱっているように見える。
おでこの汁は出るけどすぐサラサラになる。

2013.2.24(生後4ヶ月)

京都きらきらぼしにて初参加の時撮影。
美津子先生にお会いできるというだけですごく安心した。
それに、同じように頑張っている方がたくさんいらっしゃったので、一人じゃないんだと不安が和らいだ。
翌日から離乳食開始。

2012.2.26(前の写真の2日後)

お米を5分づきにする。
かきむしって初めてたくさん血が出る。
泣きながらかいて、血も出るので焦ったが、2日前のきらきらぼしで「血が出るのは良くなってきている証拠と教えてもらったので、慌てず見守った。
そのまま放置。(湿疹のない手の汚れは拭き取った。)

2013.3.1(生後5ヶ月)

ベビーマッサージのイベントに参加。そこで職員の方が「赤ちゃんも大変やけど、お母さんも大変なんやで」と他のお母さん達に話していた。そうやって理解してくれる人もいるんだと知って、出掛けるのも積極的に頑張れるようになった。

2013.3.5(生後5ヶ月)

離乳食を3回食に。

2013.3(生後5ヶ月)

美津子先生(佐藤小児科)初受診。
赤い本(赤ちゃん子どものアトピー治療 ステロイドにNOを!)を不安になると読んでいたので、先生の話もすんなり受け入れられる。
体重は順調に増えている。
早く、もっと良くなって欲しいとミルクを足すが、2週間ほどで飽きる(疲れる?)。
一生懸命になりすぎていたようである・・・。
「体重も増えているし、離乳食もしっかり食べてるし、ミルク足さんでもいい」と美津子先生に言ってもらって納得して母乳オンリープラス離乳食に戻る。

2013.3.18(生後5ヶ月)

初のヨーグルト(でもすっぱかったみたいで、スプーン3杯くらいが限界)

2013.4.3

一日3食、ご飯+おかずをこども茶碗1杯分ずつ食べています。
ご飯は軟飯、おかずはみそ汁が大好き。汁ばかりにならないよう具だくさんにするのを心掛ける。

2013.4(生後6ヶ月頃~)

肌が乾いてきた。
お風呂も1ヶ月1回を2ヶ月続けてきたけれど、少しずつ回数増やせるかな?
元々お風呂大好きだから入れてあげたい。
少し前までジュクジュクだったからすごく良くなったように思って、さらにお出かけが楽しくなった。

2013.4.21

京都きらきらぼし 2回目の参加。
美津子先生や栄養士の渡辺さんに「きれいになったなあ」と言ってもらえて、心から喜ぶことが出来、さらに自信がついた。

2013.5(7ヶ月)

良くなったり、少し悪くなったりを繰り返しながら良くなっているのがよく分かる。
日々の変化がよく分かるのでこまめに写真を撮った。

2013.5.19

滋賀での講演会に参加。プロトピックの怖さを知る。
知らないということが一番危険ということを改めて感じる。

2013.6(8ヶ月)

初めて会った人はこれでもビックリされるから、逆にこっちがビックリ(笑)
これでもすごーく良くなったんですけどー(^^)…って(笑)
頭にあったガサガサゴワゴワがなくなって、頭なでなでしてあげられるのが嬉しい。
皮が落ちなくなって掃除が楽(笑)
胸から出ていた汁もいつの間にかなくなっていた。

2013.6.10

2回目の受診。
2回目だけどきらきらぼしや講演会で先生に月1ペースで会えているので話もスムーズに進む。
「秋、乾燥すると悪化するかもしれんけど大丈夫やわ。」「ここにも、こんでもええよ」と太鼓判を押してもらいました。
辛い時期は乗り越えたとおもいました。

2013.6.19

ずっと調整して入っていた1ヶ月に1回のお風呂も暑くなって汗をかくようになると、体もベタついてあせもができそうな予感。毎日入るようになりました。
たくさん汗をかくようになってからはせっけんで頭も体もコチョコチョと洗ってお風呂へ。
ぬるめ(39度)のお湯なので気持ちいいみたい(^ー^)

2013.9.2(10ヶ月)

お兄ちゃんが(佐藤小児科)受診。
私たち(両親)もKのことは全く心配もなく、肌の状態もいいので一緒に行ったが受診はしなかった。美津子先生もKを見て「きれいになった」と言ってくれた(^ー^)

2013.9(11ヶ月頃)

ピカーン
つるつるすべすべ肌。
1歳になるまできれいになりました。

2014.1(1歳3ヶ月)

季節的に乾燥するからか背中にブツブツと軽くできているが特に気にならない。
これまでと同じように対応する。

2014.2

最も最近の写真です。

2020/02/18