開催後ご報告

第21回京都きらきらぼしが開催されました

2016/08/15

皆さん、こんにちは。今回、司会担当をさせて頂きました藤田です。

第21回京都きらきらぼしが京都アスニーで開催されました。
今回のきらきらぼしは過去最多ではないかというほど多くの方にご参加いただきました。

23組、大人と子ども合わせて、約60名ということで、ゆっくりと過ごしてもらえるか、時間が足りるかと心配もしましたが、フリートークでは年齢ごとに分かれ、たっぷりお喋りを楽しんでもらうことが出来ました。

自己紹介では、涙を流される方もおられて、皆さんの辛さ、すごく感じました。
この治療法でいこうと思っていても、心が折れそうなときありますね。この治療法を理解してもらえず、逆に反論してくる人に苛立ち、悲しくなるときもあります。
人の目は気になるし、何でステ使っていないのに治らないのかという葛藤!ステを使用している方はこのままステを使っていいのかという疑問、みんな、自分のことのようにうなずいて聞いていました。

アトピーの子はアレルギーがあると言われることが多く、今回の参加者の中にも、アレルギーの悩みを話される方がいました。
全身に湿疹が出ないものは心配ない、血液検査では本当にアレルギーか分からないので、食べさせてみることで分かるというお話でした。
アレルギーがあったら・・・、と不安になりますが、食べてみたらどうなるのか、知っておくことは大事ですね。
食べさせずにスルーしていることの方が、大変で、不安がずっと付きまといますね。
それから、親の言葉がけの仕方で子どもが過敏に反応し、精神的に食べられなくなっている可能性もあるというお話もありました。言葉って大事ですね。

また、ヘルペスは薬が必要かという話もありました。
ヘルペスも水イボも体力がつけば自然と治るもののようです。
という、うちの子もアトピーはピカピカきれいになったのですが、お腹も背中もお尻も現在、水イボだらけです。でも、ほったらかし(笑)自然に治るやろ~♪と、長い目でいつ治るのか楽しんで待っています。
感染症には抗生剤や、抗ウィルス剤があります。ですが、こちらも、とにかく体力をつけること(体重を増やすこと)が大事なことです。

先生からの治療法の説明も皆さん、真剣な眼差しで聞いてくださっていました。
『食べること・アトピーにとらわれない子育て』が一番大事とお話されていましたね。
すごく魅力的な治療法ですよね。
私もこの治療法を選んだ理由が『とらわれない』ということ。
二番目の子はステ治療してしまっていたので、痒いときの「掻いて」攻撃に親が振り回されていました。
周りの大人も、「痒い?」だの、「痛い?」だの言ってくれるから、自分で出来ることが出来なくなるし、しようとしない、悪い方へ進んでいました。
三番目が非ステ治療をするときに二番目も脱ステしたのですが、この切り替えが大変でした。
なので、他の子と変わらず育てるこの治療法は子どものためであり、親のためでもありますね。

渡辺先生の和食の話も心が温まります。『食べる』って、子どもにとったら一番楽しい時間。だから、食べさせるんじゃなくて、自分で手掴みもさせて、食べるものはどんなものか確認させて食べる。味覚が育ちますよ。というお話。
自分の体を作っているものは何か?・・・と、考えると食べ物!そして、日本人だから和食が一番体に合っているという納得の話。
離乳食を作るのも、大人がちゃんとした和食を食べていれば、そこから取り分けられるんです。まさに一石二鳥。
それに、同じものを食べているという共有感。お子さんが自分たちと同じものを食べていると「おいしいね」の共有、すごく楽しい、嬉しいです。笑顔が増えますよ♪と、自分も改めて思い出したりして、優しい気持ちになりました。

うちの子達は比較的、早くに治ったのですが、治療の中で出来ることは何でもしました。
『食べること』、離乳食は、4か月3週目に開始して、6か月の4週目には小さなおにぎりを好んで食べていました。7か月の3週目では親子丼も普通に食べて、キュウリの酢の物も好きで、薄切りのキュウリを二、三枚口に入れるとカミカミモグモグ、上手に食べていました。
『自由に掻かせること』、それまではミトンをしていたのですが、素手で掻かせていました。汁だらけ血だらけ、かさぶたは落ちるし、人の目は気になるし、親が精神的に乗り越えるのが大変ですが、掻いているときは見ないようにしていました。
そして、掻き終わった後、「頑張って自分で掻いたね」と褒めると、上の子達も真似して、褒めてくれていました。
『外へ出る』、子育て支援センターの興味のある行事などに行っていました。他の子と変わりなく育てたかったので、裸になるベビーマッサージも行っていました。
『鍛える』、抱っこしすぎたりせず、自分でハイハイなどを楽しめるようにしていました。
『お風呂の回数』、お風呂に入れた後、火が付いたように痒がって泣き叫ぶので、1カ月に1回のペースを二、三か月続けました。かさぶたが毎日のお風呂で剥がされることがないので、とても良かったです。

この治療をする!と決めたら、覚悟を決める。
より良く、早く治ってほしいと願うなら、治療の中で出来ることを実践することが一番の近道だと思います。

出掛けるにも理解してくれる方がいるかな・・・などと、不安で外出がおっくうになりがちですが、是非是非出かけてください。
お子さんの成長のためにも外出は良いことです。色んな刺激が成長をさらに助けます。理解して下さる方にも意外と出会えたりするので、はじめの一歩、すごくすごく勇気がいりますが、きらきらぼしで出会ったみんな、全国の非ステ治療している方々が、皆さんにはついていますよ。
 
お子さんのことを想って、治療に取り組んでいるお母さん、お父さん、頑張っていますね。
でも、頑張りすぎないでくださいね。大丈夫ですよ。不安な顔しないでね。お子さんが見てますよ~。
私たちも皆さんを応援しています。

京都きらきらぼし、次回は4月19日(日)です。
皆さんのお越しをお待ちしています。

後藤です。

おまけ、、として今回こんな参加者がいらっしゃいました。

よくあるスーパーの買い物かごです。
おなかの中と同じような態勢になるおかげで長時間寝てくれるそうです!

カゴのまま来られてまたカゴのままお帰りで、すっぽりおさまってかわいらしいので思わずお写真を撮らせていただきました。

お子さんのねんねにお悩みの方は一度お試しになってはいかがでしょうか。

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