体験記 No.7
2018年11月生まれ 男の子
父:幼少期アトピー 母:アトピーなし
3か月の時に乳児湿疹が出て以来、美津子先生にお世話になっていました。重症だといわれていましたが、1歳9か月になった今、息子の肌はとてもきれいになりました。自然治癒は時間がかかると言われていましたが、なかなか良くならず、辛い時もありましたが、美津子先生を信じてついていって良かったと心から思っています。「ステロイドを使わなくても治った」というこの経験が少しでも多くのあとぴっこママ・パパのお役に立てればいいなと思っております。
生後 3ヶ月~
顔に湿疹がではじめる。ちょうど3ヶ月健診で病院にいったとき、先生にステロイドを勧められたが、副作用があると説明を受けたので、もらわずに、保湿剤(ヒルドイドソフト)をもらった。
ヒルドイドを患部に塗ってみたが、顔がはれてきたのと、湿疹が全身に広がってきたので再度受診。
ステロイドを勧められたが断った。
掻きむしるとひどくなるので寝るときはミトンをつけていた。
(このころ、美津子先生のことを知り、電話で相談をしていた。母乳をミルクに替えること、自由に掻かせること、目を見てかわいがるなどのアドバイスを頂き出来るところから実践。)
4か月
ヒルドイドはどちらでもよいということだったので、この際何も塗らないことにした。
皮膚が乾燥してきたのか、顔中に薄いかさぶたがいっぱいできてきた。
頭にも、かさぶたができ始める。
湿疹ができるまでは、すごくよく寝る子だったのに、夜寝かせても30分たらずで掻きむしって目を覚まして泣くように、、、
初めて佐藤小児科を受診。(じっくりとお話を聞いて下さいました。ミトンもおふろもやめよう!湿疹を見ずに、子どもの目を見て育児をしよう!と心に決めました。)
5か月
完全母乳だったけど、少しずつミルクに置き換え、だんだんだくさんの量を飲めるようになってきた。離乳食もはじめた。5か月終わりには10倍がゆ・野菜2品・タンパク質2品を1日3回食べられるように!!
でも、皮膚の調子はかなり悪く、ものすごい力で顔をこすってかさぶたをはがし、起きたらズルズル💦
かさぶたになったなーと思ったらまた剥がして汁まみれ。。。の繰り返し。
6か月
今思えば、一番悪かった時。
佐藤小児科にも何度も通った。離乳食をはじめて随分経つので、血液検査で栄養状態を見てもらい、阪南中央病院を紹介された。(鉄がたりないとのことで、鉄剤を頂きました。)
離乳食の量を増やし、タンパク質多めの和食をたくさん食べさせようと日々頑張った、
相変わらず皮膚はズルズルとかさぶたを行ったり来たりするような状態が続いていたが、離乳食を増やしてからしばらくすると、だんだん汁まみれにならなくなってきた。
7か月
これまでは、掻かないように長そで長ズボンを着せていたがさすがに暑いので、半そで班ズボンを着せ始める。手足のほうも、顔と同じく、掻きむしって汁まみれになって、かさぶたができてきた。
8か月
顔や頭はだんだんおちついてきたような気がするが、半そで半ズボンを着せ始めて露出した手足が、どんどん汁まみれかさぶたまみれになっていった。
離乳食は、少しずつ水分量をへらして粒を大きくし、3回食+おやつ1回を食べていた。
9か月
全体的にピークは越えたという実感があり、精神的に少し楽になってきた。それでもまだ、出かけるたびに指をさされたり、何か言われることは日常茶飯事だったが、なるべく気にせず子どもと一緒にいろいろなところへ出かけた。
10か月
ハイハイも、つかまり立ちも、伝い歩きもできるように、ずいぶん行動範囲が広がってきたころ。劇的にとまではいかないけれど、少しずつよくなってきたような気がする。
11か月
先月と比べると、顔のかさぶたが減ってきて、一度は全部抜けた髪も生えてきた。
1歳
顔はまだ少し赤いが、かさぶたはほとんどない。これまでは瞼も晴れているような印象だったけど、しっかりあくようになった。
1歳3か月~1歳半
保育園に行き始める。
このころから、急激によくなったという実感。
たまにひっかいて顔にかさぶたをつけているけど、もう出かけた先で指をさされたりすることもない。
1歳9か月
久しぶりに佐藤小児科を受診。もう見た目にもアトピーはほとんどわからなくなった。
2020/10/18