「小さい子でも分かる!目を見ているのか、湿疹を見ているのか。」:第4回福井きらきらぼし 開催後ご報告
こんにちは。福井県アトスクの会の藤田です。
後記が遅くなりました。5月12日㈰、小浜市で第4回福井きらきらぼしを開催しました。参加者は10組でした。0歳児から小学生までの子どもたちが、保護者の方と一緒に集まってくれました。福井県内の方と同じくらい県外の方もたくさん来てくださいました。
まず、最初に美津子先生から治療についてお話がありました。その中でも、「小さい子でも分かる!目を見ているのか、湿疹を見ているのか。」という言葉が心に残りました。アトピー治療を頑張っている方に多いのは、子どもの本来の姿でなく、ついついアトピー中心になってしまいがちなことです。私は、美津子先生の治療の良いところは、アトピーっ子だから!と特別扱いせず、普通に接して、遊べて、過ごせることだと思っていました。だから、変な気遣いもいらないし、親も普通に接する(ようにしてきました)。目を見ていても、自然と湿疹も見えてきますから、そんなに観察しなくてもいいんです。でも、そんな私にも失敗談はあります。非ステ・脱ステ治療を知る前の私は、子どもの湿疹ばかりを見ていました。湿疹だらけの子の額を見て『ごめんね』という気持ちでした。そんなある日、子どもの目を見ると、目に泣いている私の姿が映っていたのです。子どもは、不安がっている私を見て、もっと不安だっただろうな、とやっと気付くことが出来ました。お子さんは、お母さんのことをジッと見ています。出来るだけ、にこやかに穏やかに過ごせるといいですよね。
あと、大きくなった子にもガミガミ言わない!いちいち色々言わない!と言われました。この言葉は、子どもが大きくなったスタッフにもグサグサとくる内容でした。「(はよ勉強しいや!とか)こんなんいちいち言われたら嫌やろ!」と言われて、『分かっているんですけどね…。』と反省でした。アトピーの悩み相談から、まさかこの言葉が出ると思っていませんでした。普通に良いと思う育児をしていくことがアトピー治療につながるのでは?と感じました。その普通がなかなか難しいんですが、こうやって、気付ける機会があるってことが嬉しいです。
アトピー治療だからと気負いせず、より良く過ごせるように、楽しみを少しずつ見つけてもらえるといいかなと思います。その一つが、きらきらぼしやアトスクの会であると嬉しいです。今回、参加して下さった方の中にも県外から来られた方がたくさんおられて、観光兼ねてきました。とか、お昼ご飯人気のお店に行ってきました。とか、楽しみも増やしてくださっていた方もおられます。お昼ご飯は、美津子先生、渡辺さんと一緒の所でした。という方もおられました。美津子先生は、小浜開催の第一回目の時と同じお店で、同じわらじカツを食べました。あんな大きなカツ丼をペロッと食べれる先生、やっぱり食べることは元気の源なのかなと感じます(o^―^o)
食べることの話では、アトピーっ子は、たんぱく質を取って、貧血予防をしましょうと言われました。体は、食べる物で出来ている。おいしく食べましょう!と栄養士・渡辺さんから。食べてくれないという悩みの方には、少しでも食べてくれたら喜ぶことが大事!褒めてあげましょう!と話しておられました。
ここでも、褒める!というワード。難しいよね。とスタッフ盛り上がりました。意識していても、ついガミガミ…。どうしたらいいの?と美津子先生に言うと、そんなん小学生くらいになったら、自分の責任なんやし、ほっといたらいい…だそうです。
『子どもって力持ってるから。「あなたに任せるよ。」って』
子どもの力を信じたから、非ステ、脱ステしたのになぁ…。まだまだ私、母親勉強中です。
と感じた回でした(o^―^o)アトピー治療が終わってからも、先生方の言葉は温かくて、響きます。お子さんのアトピーが心配で、美津子先生と話していた方も涙しておられました。でも、その後はにっこり(o^―^o)「安心した♡パワーもらった感じがする」と言っておられました。先生のパワーは、いつも感じます。すごいです。きらきらぼしの良さはこれですよね。
6月2日には、第13回アトスクの会を行いました。きらきらぼし後すぐの開催で、参加者は、常連の方のみだけでしたが、きらきらぼしで、気持ちが落ち着きました(o^―^o)と安心したお顔が見られました。他の方もきっとそうだったのではないかなと思い、スタッフと良かったねとお喋りを楽しんで、子どもたちは、いつも以上に安心した様子で遊んでくれていました。
次回は、9月1日日曜日、ハーツわかさにて。アトスクの会を行います。
たくさんの皆さんにお会いできるのを楽しみにしています(^▽^)/