「子どもの肌ばかり見ずに、目を見て育てて」：第10回アトピーっ子スクスクの会 開催後ご報告

こんにちは。福井県アトスクの会の藤田です。
後記を出すのが遅くなりました。すみません。
７月２２日日曜日、１年半ぶりに活動を行いました。
久しぶりの会で、集まって下さる方がおられるのか心配しましたが、６組の方が参加して下さり、お話もたくさんすることが出来ました。
色々お話しする中で、思ったことは、アトピー治療に重きを置いて生活するのか、そうでないのかということです。育児をする中で、色んな情報が自分の元へ集まってきます。これも、あれも実践してみたい！そう思われるお母さん方は多いと思います。でも、その情報が多すぎて、一体どうやって過ごせばいいのか分からなくなってしまっている方もおられます。
今は、アトピー治療のために過ごしているんだ！その中で、やってみたいこと、挑戦したいことを取り入れてみてはいかがでしょうか？
特に、食べ物のことで悩まれている方が多いように思いました。一体何を食べさせたらいいんだろう…。と悩まれた時、お子さんの状態を見ると、何を食べさせるといいのか分かってくるのだと思います。
美津子先生の「子どもの肌ばかり見ずに、目を見て育てて」「子どもの価値は肌にあるのではない」という言葉は、本当にそうだと思います。アトピー治療に必死になるばかりに、肌ばかり見ていませんか？子どもの成長、目の輝き、元気はありますか？

久しぶりの会で、またいろんな方との出会いが出来ました。自分の子がアトピーで、治療に必死になっているとき、心無い人から嫌なことを言われた時、アトピーっ子に産んでしまった自分を恨んだこともありました。でも、今では、アトピーに生まれてきてくれたから、色んな出会いがあり、気付きがあり、世界が広がったよ、ありがとう、って思います。
アトピーといつまで付き合うことになるのか、次生まれてくる子もアトピーっ子なのだろうかと不安に思われている方もおられます。以前の私を見ているようでした。そんな私が、こんなに変われたように、皆さんもきっと乗り越えられます。そのお手伝いができるように、私たちも、皆さんの応援隊として、これからも活動を続けていきます。
色んな方と出会えることを楽しみにしています。
良くなった方は、ぜひ、応援する側として、また遊びに来てくださいね。
みんながいてくれるだけで心が強くなれます。みんな、近くにいますよ。
一緒に頑張りましょうね。

-開催後ご報告