「一人で悩まず、皆さんと会って、話して！」：第11回アトピーっ子スクスクの会 開催後ご報告
皆さん、こんにちは。福井県のアトスクの会、藤田です。
12月23日日曜日に、第11回アトスクの会を行いました。今回は、年末ということで、 参加者も少なめでしたが、その分、密な話が出来た回になりました。
まずは、いつものように自己紹介から始まりました。
一番ひどいピークの時、毎日泣きそうだった。人と会いたくないので、引きこもりがちだった。薬を使いたくない人への情報が欲しい!色んな情報が欲しい!と話してくれた方。
上の子達は何ともなかったのに、三人目で突然、アトピーと言われてショックだった。アトピーというと一生ものだと思っていたので、動揺したこと。ステ治療も経験したけど、塗っても出る、出ては塗るの繰り返しで、塗る回数も増えた。インターネットで調べたりして、ステは怖いという情報にまた不安になった。そんな時、たまたま知り合いの人に脱ステについて教えてもらって、美津子先生の本を読んだりして、脱ステに踏み切ったこと。ステを毎日何回も塗っていた生活からも解放されて、『脱ステって、楽!!』と思えたという方。それでも、ジクジクしたりすると不安で、心配で...。美津子先生の診察でも「気にしすぎ」と言われたので、気にしないようにしていると話してくれました。
母自身が、アレルギー体質で、手荒れからステを使用していた方。自分も脱ステはしたけど、疲れやストレスで肌が今も荒れる。だから、子どもにはステロイドを使いたくない気持ちが強いと話してくれました。脱ステは、他の方にも勧めたい!でも、母親の覚悟が必要なことも自分自身感じているし、大切であると言ってくれました。
皆さん、話していく内に、気持ちが少しずつ落ち着いてきたように感じました。やはり、同じ経験をしている方が近くにいること、共感しあえることで、安心できる方が多かったです。
スタッフ自身も自分の経験を話しました。美津子先生の診察は、精神的に助けてもらったのが大きいこと。子どもも美津子先生に「自分でなんでもしなよ。あんたは強いんやで。」 と言ってもらったので、治療中は、ちょっと悪化しても「どうせ治るんやろ。何もせんとほっといたらいいやんな」と、子どもが自分で言ってくるようになったそうです。甘えん坊だったのに、心も強くなったような成長が見られたようです。
治療中は、肌が気になります。気にしないようにしようと思っていても、目に入ってきます。だけど、本当は、こうやって、精神面が変わる子もいるんです。もちろんお母さんも強くなります。
一人で悩まず、皆さんと会って、話して、楽しく過ごす時間を作りましょう。
私たちは、皆さんを応援しています。
次回は、3月10日日曜日、10時から11時半、ハーツわかさ 集会室です。
皆さんのお越しをお待ちしております。