「楽しく育児して、元気に過ごしましょう♪」:第12回アトピーっ子スクスクの会 開催後ご報告
こんにちは。福井県アトスクの会、藤田です。
3月10日(日)、第12回アトスクの会を行いました。
今回は、7組の方が来てくださいました。部屋に入ってきた瞬間から、会話も弾み、和気あいあいと進んだ回になりました。
まずは、いつものように自己紹介を行いました。スタッフ側からは、みんなで分かち合い、少しでも皆さんが育児を楽しめるように、と私たちの思いを込めて、体験談を話しました。
参加者の皆さんからは、ステロイドを使いたくないけれど、ステロイドを使ったら楽になるかと思って、使ったこと。でも、3日くらいで、肌が怖いほどピカピカになり、体に害のあるものかもしれないと、心配になって、また脱ステすることになった方。その後も、塗らないと思っていても、少しでも楽になったら、と心が揺らぐことがあり、治るのは、もうちょっとかな、もうちょっとかなと自分に言い聞かせて頑張っている方。
健診で保健師さんやお医者さんに注意を受けて、保健師さんからは、勝手に治療計画を立てられてしまった方。お医者さんからは、命の危険があると脅されてしまったと話してくださいました。
ステロイドを塗ったら、あっという間にきれいになって、怖くなった方。脱ステはしたけど、今が一番しんどいときかもしれないと感じ、話しておられました。お風呂は入れたらいいのか、ジクジクがかさぶたになって、日々変化しているので、迷うと言っておられました。
お母さん自身が、医療に携わる方は、今まで、「ステロイド塗ってくださいね」と指導する側だったけど、その中でも、ステロイドを使わず治療している人がいることは知っていた。でも、実際自分の子がアトピーっ子となったときに、どうしたらいいのか、心配で会に参加して下さったという方。食物アレルギーが出た時に、病院で、肌をきれいにしていなかったから、アレルギーになったんだと言われ、そうだったのかと、心配になったそうです。でも、自分の力で治したいんです、と話してくださいました。
毎回参加して下さっている方も、服で隠れた部分がひどくなって…、と心配で来られました。この春、保育園に入園するけど、保育士さんの理解があるのか心配ですと話してくださいました。夫も理解してくれない中、共有できる場所があって良かったと言って下さいました。
それから、はるばる和歌山から来て下さったご家族。3時間かけてきてくださって、スタッフも驚きましたが、とても嬉しかったです。ご主人も積極的に、質問して下さって、ご夫婦・ご家族で協力し合って、治療されているんだなと感じました。お子さんは、遊んだりもできて、自由に掻かせてあげれているんだろうなと感じました。
皆さん、それぞれ心配なこと、悩んでいることをスタッフや他の参加者さんと話して、話し足りなくて、時間オーバーして過ごしました。
非ステ、脱ステ治療をするために必要なことは、治療するためには、どのように過ごさなければならないかを知ることだと思います。何もしないということが治療ではないこと。
食べる、運動する、寝る、生活リズムはどうですか?
お子さんの肌の状態も気になりますが、お子さんは、どのような眼差しで過ごしていますか?
不安そうにしているお母さんを心配な眼差しで見つめていませんか?アトピーっ子だって、同じ子どもです。楽しく育児して、元気に過ごしましょう♪
理解してくれない人も多いかもしれませんが、理解してくれる人、理解しようとしてくれる人、この治療法に興味を持って、静かに見守ってくれている人、きっと皆さんの周りにおられますよ。
私たちも、皆さんを応援しています。
次回は、いよいよ福井きらきらぼしです。5月12日(日)に小浜市で行います。
参加申し込みは、4月に佐藤小児科ブログをご覧ください。(その後、京都きらきらぼしにも告知を出す予定にしています。)
皆さんのお越しを心よりお待ちしております。