開催後ご報告

第24回京都きらきらぼしが開催されました

2016/08/15

こんにちは。今回司会担当させて頂きました藤田です。
第24回京都きらきらぼしは9月27日、京都アスニーにて開催されました。
毎回大勢の方にお申し込みを頂くのですが、一組ずつ話せる時間を持ちたいという美津子先生のご意向から15組限定で受け付けいたしました。今回も早くに定員に達し、受付を終了することになりました。
その15組の方々は初参加の方、何度も来て下さっている方、遠方からお越しの方、ステ使用中の方、非ステ治療中の方、脱ステされた方、色々な方が集まり、どの方もそれぞれ悩み、苦しくて…、それが自己紹介から伝わってきました。

 どの悩みもお子さんを想ってのこと。どうしたらいいのか、何が最善なのか、迷います。一般病院に行くと気軽に塗ってと言わんばかりにステロイドを処方されることが多いです。でも、それが正しいのか、本当に使うべきか、お子さんが小さければ使用責任は私たち親になります。最終判断は親が出来るんです。病院で処方されたからといって塗る必要はあるのでしょうか?皆さんはもうこのことに気付かれているんです。これは、すごいことです。大切なことに気付けていることに自信を持ってください。

 この治療法を知らない人は「かわいそう」「親の自己満足」など好き勝手言います。批判されることも多いです。そんな時、心が折れます。自分の考えが合っているのかグラつきそうになります。でも、間違っていませんよ。お子さん、きっと良くなります。早くそうなって欲しい!いつ良くなるのかとヤキモキする日もあるでしょう。でも、フッと気持ちが楽になったとき、自然と良くなっていきます。必死過ぎてもダメなんです。だから、美津子先生は普通の育児が良いとおっしゃるんですね。家に閉じこもらないで、お出かけも楽しんでください。恐れずに行動するといい出会いもありますよ。

 今回は、私の妹と妹の友人もお手伝いとして参加させて頂きました。二人とも看護師です。参加して、非ステ治療についてとお母さん方の気持ちもよく分かったと話していました。妹は私の息子の非ステ治療を見て、自分も脱ステし、肌がボロボロになりながら、同僚にステロイドを勧められても断り、仕事をしていました。自分が脱ステして肌の痒み、痛みは経験しても、母として子を想う気持ちは今回初めて知り、心に響くものがあったようです。医療従事者に理解のない人がまだまだ多いので、この輪も広がり、行きやすい病院が増えてくれると嬉しいです。
治療者だけでなく、医療現場でも興味を持つ人が多くなってきた非ステ治療ですが、小さいお子さんが治療中の場合は特に親の精神力がカギとなります。辛くて泣いても、気持ちを切り替えてまた頑張ればいいんですよ。クヨクヨしすぎて落ち込んでばかりの時はきらきらぼしで、みんな励ましあって頑張りましょう。そうやってつなぎつなぎ頑張れば時間も経ち、知らず知らず治っていきます。
辛いと思ったとき、私たちも皆さんの心の中にいること思い出してくださいね。

それから、前回後記に少し書いた息子の水いぼですが、夏前に自然と全てなくなりました。なのに、大量の水いぼを写真に撮っていなくて、少し後悔しています。これも、息子の成長の姿だったのに…と。皆さんもお子さんの写真、撮ってあげてくださいね。アトピーがあるとなかなか写真に撮れないという方が多いんですが、どれもこれも可愛いお子さんの成長です。後で見直すと懐かしくも感じますよ。

私たちは皆さんの応援団です。次回、またたくさんの方にお会いできるのを楽しみにしています。皆さんのお越しをお待ちしています。
次回開催は12月20日、場所はアスニー山科です。

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